2nd project コーラス隊募集中です。

今回の合唱は、要項にも記載しているのですが、ひとりずつ複数回録音する、多重録音となります。

普通、「合唱の録音」と言われて想像するのは、スタジオで全員一斉に歌って録音する、という方法だと思います。しかしそのような方法をとると、スタジオ代、録音エンジニアへの依頼、合わせ練習の時間、指揮者への依頼といったように、コストが膨大にかかります。使えるコストは限られています。出来る範囲で最大限のパフォーマンスを出さなければなりません。

今回の場合、どうしようかと考える中で辿り着いたのがSebastian氏の存在でした。氏との付き合いは、かれこれ5年になるのかな。当時から氏は、声や弦楽器の多重録音を用いた作品を作っていました。彼の主な活動場所は同人音楽という市場だったのですが、周りの多くのコンポーザー達がPCでの打ち込みによって楽曲を作り上げていく中、氏の作風は独特でした。遂には多重録音で、合唱付きのオーケストラまで描く氏の作品には、多重録音でなければ表現できないものがあるように感じました。

誤解してはならないのですが、人間によって演奏されるから良いのではありません。人間によって演奏される意味が作品にあるから、良いのです。このような観点は作品全てに当てはまります。ボーカロイドを用いるならばボーカロイドを用いる意味がある作品でなければなりませんし、PCによる打ち込みも同様です。作品の強度というのは、作品を構成する一つ一つの要素にどれだけの意味があるかで決まります。

また多重録音には、楽曲と合唱を合わせる過程において、細かい修正が可能であるというメリットがあります。Sebastian氏の多重録音による合唱制作は、スタジオでの一斉録音以上のパフォーマンスを可能にするのです。このような経緯から、多重録音でコーラスを制作するという形になりました。

ご応募頂く方全てに御協力頂きたいのは山々なのですが、録音に割く時間が限られていることや、一定以上のクオリティを担保する為にも、オーディションという形をとっております。

ご応募頂く方の多くは、同人音楽やボーカロイドの音楽に理解のある方だと思いますが、潜在的な合唱経験者も多いのではないでしょうか。興味を持って頂ける方、是非ご応募下さい。一緒にものづくりが出来る事を楽しみにしています。

 

KOSOZNTO 2nd project コーラス隊募集要項はこちらからどうぞ。

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KOSOZONT 2nd Project 始動に寄せて

今から二年前でしょうか。ツイッターにて、ココアシガレットPことGYARIさんがリツイートしていたニコニコ動画の楽曲がとても好みで、iPhoneでもよく聴いてました。その楽曲が、西島尊大さんの作品『PianoPices 1』です。

他にもどんな楽曲をつくっているのだろうとマイリストを見ると、その驚きの黒さにまず圧倒されます。是非彼のマイリストを覗いてみて下さい。そして当時、最も再生数が伸びていたのが、『86,400』。早速聴いてみました。

素晴らしい音楽に出会うと、目の前がパッと開ける感覚を体験します。この才能は本物だと確信しました。

その勢いのまま、当時打ち合わせをしていたLeggysaladさんに「この人ヤバいです!」と御紹介したことを覚えています。スカイプごしに、音源を聴いている彼がニヤリとしたのが伝わってきました。凄い音楽って、面白いんです。ただただ圧倒されて、笑うしかないんです。

それが二年前。今や彼等が同じ音楽レーベルからCDを出していることに、強い縁を感じぜずにはいられません。

今回の企画は、今しか出来なかったことです。一年前では早すぎたし、一年後では遅過ぎた。参加していただいたスタッフの中には、一年前にはまだ出会ってもいなかった方もいます。沢山の縁と、タイミングが重なって、実現可能になりました。今ここでやる意味のある企画だと思います。

打ち合わせしていく中で、「面白い」という言葉が飛び交うことを、とても嬉しく思います。目の前(面)が白くなると書いて、「面白い」なのです。目の前が真っ白になった時、そこに新しい未来を描くことが可能になり、ワクワクするのです。
スタッフ共々、ワクワクしながら作ってます。今回の作品が、多くの人にとっても「面白い」ものになったら嬉しいです。

KOSZONTO主催:伊藤巧

西島尊大をコンポーザーに迎えるKOSZONTO 2nd Project、ティザーサイトはこちらからご覧下さい。